2020年度開講
高校生のための東京大学オープンキャンパス2020
旅する海底地震計
篠原 雅尚、田中 伸一
動画
地震の観測や研究を行っている技術者や研究者は、どのような活動をし、何を目指しているかを知っていただければと思います。
地震国日本では、地震に関する情報がよく流れています。地震が起これば、震度や震源の情報がすぐに流れます。大きめの地震であれば、緊急地震速報や津波に関する情報も出されます。また、地震についての研究成果もしばしば報道されます。このような情報のもととなる地震の観測が、どのように行われているかを知っている方は少ないのではないでしょうか。この動画では、大きな地震が発生し、その余震観測を行う場合を例にとり、地震観測の準備から、地震計の設置、地震データの収集、データ解析に基づく地震の研究、といった一連の流れを説明しました。定常的な観測点での地震観測、海や火山での地震観測は、ここで紹介したものと異なる点は多くありますが、その目的には大きな違いはありません。地震の観測や研究を行っている技術者や研究者は、どのような活動をし、何を目指しているかを知っていただければと思います。
地震研究所2020年一般公開・公開講義・オープンキャンパス
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/panko/
映像提供:東京大学地震研究所
★あなたのシェアが、ほかの誰かの学びに繋がるかもしれません。
お気に入りの講義・講演があればSNSなどでシェアをお願いします。