第137回(2023年秋季)東京大学公開講座「科学と美」
2023年度開講

第137回(2023年秋季)東京大学公開講座「科学と美」

流れが造る機能美
長谷川 洋介

動画

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00:00 イントロダクション~流体とは
03:14 研究内容の紹介
05:17 流体力学の基礎
11:49 流れが生み出す時空間構造
19:18 工学における形の最適化
23:23 自然界におけるパターン形成
34:39 終わりに

物質は、気体、液体、固体の3つの状態で存在するが、そのうち気体と液体は流れる性質を持つ。身の回りの空気や水の流れは、様々な機械の性能や人が感じる快適さなどに大きな影響を与える一方で、それらは透明であるためその運動を直接目にすることは少ない。この講義では、流れを理解し、制御することを目的として、工学機器の設計において、機能的な形を生み出す試みを紹介する。また、生物の体の中においても形の最適化が行われており、その例として血管ネットワークの形成過程に注目し、人工物と生物における形が造られるプロセスの違いについて議論する。

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運営・著作権処理・映像編集:東京大学 大学総合教育研究センター

講師紹介
東京大学 生産技術研究所/教授
※所属・役職は登壇当時のものです。

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