特集:いのちを祀る
2016/09/16

9月といえば秋のお彼岸。
8月のお盆に続き、お墓参りに行かれる方も多いことでしょう。
死者を悼むことの意味や、人間の死生観の変化について考える機会でもあります。

東大TV今月の特集では、葬送や供養に関連のある動画をピックアップしました。
あまり楽しいテーマではないかもしれませんが、普段はあまり考えないことを考えるきっかけになれば幸いです。



■公開講座「ホネ」 設樂 博己「先史時代の人々は骨をどのように扱ったか-再葬と祖先祭祀-」



埋葬した遺体を骨にしてから再び掘り起こし、埋葬しなおす「再葬」。
この行為は弥生人にとってどのような意味を持っていたのか?



■公開講座「悪」 梶谷 真司「善なる自然のパラドクスー母乳育児から自然死まで」



自然葬のあり方の変遷から、自然であることの意味と価値を問います。



■公開講座「ホネ」 森山 工「骨を抱きしめる-マダガスカルにおける墓制と遺体」



いろいろな事情で遺族の集合墓に埋葬できない遺体を、マダカスカルの人々はどのように扱うのか?



■公開講座「恵み」 菅 豊「民俗学から考える動物の恵みと供養」



動物の命をいただくときに日本人がしてきたこととは?





このほかにも、東大TVには人間の死生観に関連のある動画がたくさんあります。
興味のあるキーワードで検索して、動画を探してみてください!