東京大学公開講座「悪」
2015年度開講

東京大学公開講座「悪」

くすりの善と悪
澤田 康文

動画

うまく効いて治療効果が得られるのがくすりの善、治療効果がなかったり副作用が生じてしまうのはくすりの悪、と言えます。治療効果と副作用はくすりの投与量に左右されますが、ある量でどれくらいの効果が出るのかは人によりけりです。つまり、同じくすりでも人によって、また体の状態によって、適切な投与量が変わってきます。古くから「匙加減」という言葉があるとおりです。

この講義では、テーラーメイドの薬物医療とい う観点から、くすりの善と悪を考えます。投薬ミスを防ぐ薬品の命名方法についてもお話しします。

00:53 くすりの作用と投与量の関係
07:39 作用の個人差
27:25 電子カルテ上の処方設計
33:03 似た名前のくすりによる投薬ミス
43:19 服薬不遵守の問題

東京大学公開講座「悪」

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講師紹介
東京大学 薬学系研究科 特任教授
※所属・役職は登壇当時のものです。

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