農学部公開セミナー 第45回「動物の病気から見えるもの」
2013年度開講

農学部公開セミナー 第45回「動物の病気から見えるもの」

病気の進化を考える
中山 裕之

動画

がんは遺伝子DNAの異常によっておこる病気、アルツハイマー病はタンパク質の老化によっておこる病気と考えられる。DNAやタンパク質の老化がおこる前に動物が死んでしまえば、がんや神経変性疾患はおこらない。ヒトのように長寿命を獲得した動物では、DNAやタンパク質の老化がおこり、がんやアルツハイマー病など老化関連疾患が発生するようになったのではなかろうか。タスマニアン・デビルの伝染するがん、老齢動物の脳病変、犬と猫のがん、忠犬ハチ公の死因などのトピックスを通じて考察する。

★動物の腫瘍や臓器等の写真を含みます。予めご了承の上ご覧ください。

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講師紹介
東京大学 農学生命科学研究科 教授
※所属・役職は登壇当時のものです。

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