東京大学公開講座「変わる/変える」
2013年度開講

東京大学公開講座「変わる/変える」

ゆっくり地震が変える地震の理解
井出 哲

動画

最新の観測によって、巨大地震の破壊すべりが起きるプレート境界のすぐそばで、断続的にゆっくりと岩盤がすべっていることがわかってきました。この「ゆっくり地震」は西日本をはじめ世界の様々な地域で発見され、あまりに普遍的なことから、これまでの地震の理解を大きく変えるものとして注目されています。その発見から、これまでに解明された奇妙な性質、将来の地震活動予測に役立つ可能性などを紹介します。

02:37 地震発生のパラダイム
09:16 阪神大震災以後:低周波地震の発見
20:26 微動とスロースリップの観測
27:14 ゆっくり地震と普通の地震の違い
35:21 東日本大震災の謎
39:00 ゆっくり地震が地震発生の理解を変える?

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講師紹介
東京大学 理学系研究科 教授
※所属・役職は登壇当時のものです。

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