特集:現実を超える
2017/10/13

最近はエンターテイメント業界を中心に、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)の技術が話題になっていますね。
これらはわたしたちに新しい感覚や便利さをもたらしてくれると同時に、今ある現実を見つめ直すきっかけにもなるのではないでしょうか。
というわけで今回は「現実を超える」というテーマで動画をセレクトしました。

秋の夜長に、ぜひお楽しみください!

■東京大学公開講座「だます」 小山 博史「騙された空間認知と医学」

脳に擬似知覚刺激を与える、つまり脳を騙すことで、今いる場所とは違う場所にいるような感覚を得ることができます。
その技術を応用することで、医学の可能性はどのように広がるのでしょうか?

■東京大学公開講座「仮想と現実」 暦本 純一「Human Augmentation:人間拡張とその未来」

私たちが本来持っている能力をもっと引き出すための技術とは?
できないことをロボットに任せるのではなく、できるようにサポートしてもらうことで、人間の可能性が広がります!

■東京大学公開講座「仮想と現実」 三浦 俊彦「フィクションとシミュレーション」

われわれが生きている現実世界は、シミュレーションなのかもしれません…。
「可能世界」「虚構世界」「仮想世界」など、さまざまな世界に照らしてみると、現実がいろいろな姿で見えてきます!

■2015年度オープンキャンパス 工学部模擬講義 原田 達也「工学とは何かⅡ 数理、情報、知能、ロボット」

人工知能は、どのように世界を捉えているのでしょうか?
人工知能を作ることを通して、人間の知性の謎に迫る工学の面白さをわかりやすく説明します!

■駒場祭公開講座 谷川 智洋「バーチャルリアリティ技術は人間の能力をどこまで拡張できるか」


VR技術を用いて五感や身体を拡張することで、どんなことができると思いますか?
小さなクッキーを大きいと感じるようにすることで、満腹感を得ることができるなど…様々な実験をお楽しみください!

このほかにも、東大TVには現実を見つめ直すのに役立つ動画がたくさんあります。
興味のあるキーワードで検索して、動画を探してみてください!